洗浄力と安全性を両立したアルカリ洗浄液とは

アルカリ洗浄液には性質の弱いものもあれば強いものもあるので、メリットとデメリットを考慮して選ぶことが大切です。例えば水酸化ナトリウムは苛性ソーダとも呼ばれており、水に溶けると非常に強いアルカリ性を示します。キッチンなどに溜まった油やタンパク質による汚れは強い酸性であり、水酸化ナトリウムを使えば簡単に落とすことができます。ただし強いアルカリ洗浄液は、直接触れると皮膚がただれて壊死することもあるので注意しなければなりません。

水酸化ナトリウムのような強アルカリ性の洗浄液を使う場合には、ゴム手袋やマスクなどを使って肌や粘膜を守る必要があります。一般的な家庭で油汚れやタンパク質汚れの掃除に使うのであれば、弱アルカリ性の重曹水がおすすめです。重曹は自然由来の成分から作られており肌に触れても安心で、水に溶かすとpH8.2という弱アルカリ性の洗浄液になります。キッチンの油汚れや壁などに付着した手垢を落としたい場合には、重曹水をスプレーボトルに入れて吹きかけるとよいでしょう。

重曹水は一般的な家庭における掃除に十分対応できる洗浄力を備えていますが、人体や環境に優しいというメリットがあります。ただしアルカリ性の物質はアルミ製品を腐食させるので、誤って吹きかけないように注意してください。市販されているアルカリ洗浄液の中には、強アルカリ性でありながら洗浄力と安全性を両立したものが存在します。アルミ製品を腐食させず素手で触れても問題ないので、重曹水より強い洗浄力を求める場合には試してみるとよいでしょう。

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