製造業の現場で必要とされる熱交換器とは

製造業の現場で使われている熱交換器には様々なタイプがあり、それぞれに異なるメリットとデメリットが存在します。用途や予算、設置場所の状況やメンテナンス性などを考慮して条件に合ったものを選ぶとよいでしょう。例えばシェル&チューブ式は胴体部に伝熱管を収めた構造になっていて、それぞれに液体を通すことで熱交換を行います。このタイプは構造的に圧力損失を抑えることができ、高粘度の流体にも対応可能です。

油圧関連機器や化学プラントなどで使われるケースが多く見られます。シェル&チューブ式は様々な温度や圧力に対応できるだけでなく、加熱・冷却や蒸発・凝縮も可能です。分解可能な機種もありメンテナンスを比較的に容易に行うことができますが、プレート式と比べるとサイズが大きいというデメリットも存在します。プレート式の熱交換器は重ねた伝熱プレート間を高温と低温の流体が交互に流れる構造になっており、伝熱効率が優れています。

このタイプはブレージング式とガスケット式に分類され、いずれも軽量かつコンパクトです。前者は分解できませんが、一般的な熱交換器の中ではサイズが最も小さく低コストというメリットがあります。後者は分解できるためメンテナンスが容易で、プレートを追加すれば能力を増強できます。ただしブレージング式よりもサイズが大きく、設置場所にメンテナンスのためのスペースが必要になります。

熱交換器には他にも空冷式やファンコイルユニット、投げ込み式やジャケットタンクなど様々なものが存在します。それぞれのメリットとデメリットを比較して条件に合ったものを選べば、効率的に熱交換を行うことができます。

Leave a comment

Your email address will not be published.


*